何から始めてどう進むか

どう進むべきか

先日ふと

「飛騨牛が食べたい」

と思って、飛騨高山に行ってきました。

 

2泊3日で、
1日目は子供が楽しめるように朝夕ご飯ともバイキングのホテル、
2日目は美味しいものを出してくれる民宿に泊まりました。

 

どちらも飛騨牛は出てきましたが、
バイキングメニューでの飛騨牛はやっぱりそれなりのお味^^;

料理民宿の方はさすがにおいしかったですが
よく考えたら飛騨牛だろうが松坂牛だろうが違いが分からない舌の持ち主だったことに
今更気づきました・・(汗
(いつものお肉屋さんのが食べ慣れていて一番おいしいとか、失礼なことを思ってしまった)

 

ところで私は旅行でも移動自体に興味がなくて、
フラフラ寄り道せずに最短で目的地に行きたい方です。

 

今回の岐阜へも
目的地である飛騨に着くまでに寄ったのは高速のサービスエリア2ヵ所くらい。

 

実はウィンドウショッピングにも全く興味がなくて
先に「買いたい物」のイメージを固めておいて、
それが手に入れられるであろうショップにまっしぐらに行って
サクッと買って帰ります。
(女子力が低い?苦笑)

 

旅行や買い物の場合はその道中を楽しむ、というのもアリだと思います。

だいたいの目的地だけ思っていて、
後は風の向くまま気の向くまま、で行くのが楽しい場合もありますよね。

 

ただこれがビジネスだったら? となるとどうでしょう。

先日のメルマガでちょっとやってまたすぐ次の目新しく見えるノウハウに飛びつかず
とにかくいろいろ実践してみよう、といった話をしました。
ブログ記事はこちら

 

その後頂いたメールの中に

「じゃとりあえず、まずは何でも、思ったことからでいいんですよね!」

といった感じのものがありました。

 

確かに、実践・実行が大事ですので
何もやらないよりはやってみることの方がよいです。

 

ただそこで、「何のためにするのか?」という目的を忘れてしまうと本末転倒です。

 

例えば私たちがブログを作ろう!となった際、
目的は「ブログを作って毎日更新すること」ではないはずです。

アドセンス用のブログであれば大量アクセスを集めてアドセンスをクリックしてもらうことだし、
自分のビジネス用のブログであればコンテンツに興味関心を持ってもらい、
何より信頼を持ってもらうことがさしあたっての目標になると思います。

そこを土台として何かしら叶えたいものや手に入れたいものがあるはずですよね。

 

そう考えると「何でもいいからやってみる」だけでは何の意味もありません。

 

また「やりたいことをやる」「書きたいことを書く」またそれを続ける、
というのは実はとても難しいです。

 

誰よりもディープな趣味を持っていたり
普通にはあり得ないような人生や環境を歩んでいたり
湯水のようにユニークなネタがあふれることでもない限り
自分の思うがまま自由にブログを書き続けることはかなり困難です。

 

例えば私は漫画が好きですが、
ネットにはもっとディープな方たちが多くいますし、
それでブログにアクセスを呼び込むほど更新をし続けられるほどの
熱狂さも執着心もありません。

またこれまでに歩んできた人生もいたって平凡なので
それをネタにブログにするほどの内容がありません。

 

ただ私はブログを作るのが割合好きなので
目的も理念もなく、効率なんて一切考えずにいろんなブログを作ることもあります。

それらのブログも長いスパンで見れば資産ブログになっていきます。
(育児ブログでいえば10年以上、趣味全開ブログでも8年以上経ってますしね)

 

だけど、
さあ、今からビジネスをやるぞ!という方が
10年後にはなんとかなるかも、なんて
のんきなことはできないと思います。

 

だからこそ、どういうことを目指して、
その目的を達成するためにはどういう方向で進むべきなのかを考えてから
行動・実践することが重要なのです。

 

アドセンス用ブログであれば需要あるキーワードをしっかりと狙うことが最優先だし、
そのキーワードに自分自身が興味があるかどうかは結果を考えるなら二の次です。

ビジネス用のブログであれば自分の意思・土台・目指す未来像を伝えることが目的なので
自分の中にある理念をしっかりと、相手に共感してもらえるように構成していく必要があります。

 

もしある程度効率を考えたいなら、
効率よく進めるための戦略をもって進めるほうが断然よいです。
当たり前ですが、その方が結果も早く出ます。

 

そして
「たどり着きたいところはあるんだけど、その道中がイヤ」
なんていうのは、のびた君が
「ドラえもーん、どこでもドアだして~」
というのと同じ。

 

間の過程なく、ドアを開けるだけで到着、なんていうこは現実的にはあり得ないのですが、
何故かビジネスになると「そういう”手っ取り早い”ノウハウはないのか?」と探し続けしまったりする人もいます。
(いわゆるノウハウコレクターですね)

 

手に入れたいものがあるのなら、
それにあった手法で進む必要があります。

 

「とりあえずやってみました」

「何でもいいからやってみた」

というのは
スタートの1歩目として見ればいいかもしれません。

でも結果が欲しいなら、そのままではダメ。

 

目指す目的があるのであれば、
さらに言えば、ある程度効率を求めるのであれば
しっかり道筋を立ててから進んでくださいね。

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この記事を書いた人

物書き人。
漫画、アニメ、妄想好きなので、イロイロ頭に浮かんだことを文章にしてます。

お仕事としては主に自宅にて、文章書いたりデザインしたりシステムみたり、ひろ〜くうす〜く気ままにのんびりやってます。

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