ふと読んで、いきなりハマった「サラダ・ヴァイキング」から!
圧倒的支配力を持つ宇宙人が、次の捕食先として地球に来たところから始まります。
それで、地球の食べ物に出会って、
「こんな美味いものがあったのか!」
と驚いて、支配じゃなく逆に教えを乞うべきだ・・と、
言ってしまえば、まあ割と実際よくある展開。
ちなみに、主人公のレオは野菜にどハマりしてしまいました(笑)
こういう面白リアクションも
グルメ系漫画でよくある展開といえばそうなんだけど、
出来上がった料理じゃなく、素材そのものの力に焦点を当てたのがいいなと思うのです。
あと、これがまた、所々で結構いいこというんですよ。
特に侵略して肉を貪る狩猟民族であるレオが初めて出会った野菜を食べて放ったセリフ。
俺は今・・・
この星を
食っている
これみて、ああ、そうだなあと改めて思ったんです。
小学校の理科でも習うけど、
植物を育てるのに「光」「水」「空気」「土」が大事で、
これって太陽と地球そのもののエネルギー。
そうしてできた野菜を食べるってことは
地球そのものを食べてるってことで、
なんかそれってすごいことじゃない!?
って、今更ながらに思いました。
他にも、レオがどハマりした野菜を調べるため、自ら農家に入って、
そこでお世話になっているじーちゃんのセリフ。
どこにいようが
何をしてようが
同じとこに帰って
同じ飯を食って
寝る家族っちゅーのはええなあ
ああ、、じんわりくる・・(*´∀`*)
そうなんだよ。
多少やんちゃでもアホでも、
ちゃんと家に帰ってきて一緒にご飯食べてるなら
もうそれでいいじゃん!
ロバート キヨサキの「金持ち父さん貧乏父さん」が流行ったあたりから、「家」を単なる物件というか投機としてしかみない人も増えたけど、そうじゃない面も大きいと思うんですよ。
何かあっても帰れる場所っていうか、自分に戻れる場所っていうか、
どこか旅行にいくのも楽しいけど、やっぱ最後には家に帰ってのんびりしたい。
特に子供にとっては「家に帰る」って無意識に当たり前だと思うんですよ。
・・まあ、世の中色々あるので、そうじゃない場合もあるかもしれないけど・・
逆に言えば、無意識に当たり前に過ごせる「家」であることが大事だと思うし、
大人や親の大事な役目って、そういう「家」を保ち続けることかもしれないですね。
あと、地球最強の食べ物「ショートケーキ」の材料のほとんどが野菜であることに気づきました(笑)
そう考えたらケーキは野菜だ!
野菜ならモリモリ食べなければ!(違)
今回の引用